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こちらではnonacafe庵々主の『一日一芸』の秘技が連日連夜公開されるらしい。
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2006年 10月 05日
SeeAmerica:3 『真夜中のカウボーイ』
ナイアガラでは深夜バスの出発まで、カジノホテルで優雅に(?)夕食をしながら窓辺越しに色の変わる滝のライトアップを楽しんだり、時間つぶしのカジノ場を見物した。庵主に賭博の関心はまったくないが初めて見るカジノのその広さには驚嘆した。でも、ま、ブラッシュアップしたパチンコ屋と見ればそんなもので…
ハリウッド映画のようにタキシードにイブニングの紳士淑女連はどこにも見かけなかった(笑)。
バスターミナルに荷物を預けている窓口が22時に閉まる予定なので急いでカジノを後にする。ところが、30分で戻れるハズと見たがいっこうにその建物は表われぬ。再短距離とみたダウンタウンを抜ける道順は、往路の川沿コースよりもずっと距離があったようだ(泣)。ナイアガラの滝の上で打ち上げる花火を「背中」で見ながら…猛烈なダッシュ&ランニング!ダウンタウンとはいえ人影も少なく一帯は辺鄙な町外れの様相。約束の22時はとうに過ぎた頃、やっとその場所に辿り着いた。
ナイアガラの滝のような汗といっしょに…!(爆)


ニューヨークに入るのは、過去2回空港からであったが(ま、それが普通!)いつか庵主が好きだったアメリカン・ニューシネマのように、グレイハウンドの夜行バスに乗りたいものとかねがね思っていた(スケジュールと予算の切り詰め理由もあるけれど…苦笑)。
悲しい結末ではあったが、映画『真夜中のカウボーイ』のグレイハウンドでのシーンはいまでも熱いものが胸と瞼に込み上げてくる、庵主の青春追想の一作だ。

さて、何とか荷物も受け取り23時30分頃バスは一路ニュ−ヨ−クに向け出発した。(傍の橋を渡ればそこはもうUSAニューヨーク州なのだが…)さすがにバスの乗客はわれわれ以外日本人の影はなく、それでも女性客もいて安全そうに見えた。マラソンの疲れか(笑)急激に眠りに落ちた。何時間後か、否、何十分後か、バスのエンジンが止まった。各自バスの床下に預けた荷物を受け取り、外に並べ!という。

「うっ?ここはどこ?ジャンクション下の錆びれた工場の詰め所のようだが…」

あはん、国境を越えたので入国審査所であったのだ。バスの場合いつどこでどんな入国方法なのか疑問を抱いていたのだが…。カナダ・アメリカ間は審査がゆるいと想定していたがそのムードは沈鬱で厳しく、どこか屈辱的な空気で
『カッコーの巣の上で』『パピヨン』『ミッドナイト・エクスプレス』の牢獄での取り調べのようであった。並んだ2人前の初老の男は解剖台のようなステンレスのカウンター上に荷物をすべてぶちまけられ、妻への土産だという新品の靴の箱まで隅から隅まで開封され、おどおどと涙を浮かべているようでさえ、あった。
庵主らは比較的あっさりとパスしたが、その後のバスではついぞ眠りにつくことができなかった。
SeeAmerica:3 『真夜中のカウボーイ』_e0047694_1425523.jpg
    途中運転手の交替も兼ねた休憩が3回ほど。写真はピンボケではなく(笑)深い夜霧です。
バスはひたすら南下する。頭の中で『真夜中のカウボーイ』のテーマ曲ニルソンの『Everybody's Talkin'=噂の男』が繰り返し鳴り止まぬ。真っ暗な座席の左側外は東の空。地平線すれすれにあと3日で消えそうな細い眉月とオリオン座が併走する。オリオン座の中には星雲さえ見える。日本で高速道路といえばランプの並木であろうが、こちらではナトリウム灯もハロゲン灯もなく真っ暗闇だ。バスを降りれば『未知との遭遇』導入部の田舎町のように、満天の星空に違いない。
ニューヨーク市のあるニューヨーク州だがその南下の距離たるや想像以上に長い、遠い、時間がかかる。満天の星から夜霧、そして白々とした原野の夜明け、やがて日の出へと。
SeeAmerica:3 『真夜中のカウボーイ』_e0047694_1428041.jpg
ビッグシティが近づいたのか車も増えてきた。摩天楼が遠く正面に見え出し、その島を迂回するようにニュージャージーへと渡り、渋滞の海底トンネルを抜ければそこはマンハッタンだ!…10ン年ぶりに戻ってきたぞ〜♪
SeeAmerica:3 『真夜中のカウボーイ』_e0047694_14291953.jpg
写真は宿の近くのフラットアイアンビル。有名である。何で有名かって…?!
摩天楼建設時代の記念碑とも…。薄い三角のアイロンコテ形がランドマークだ。この画像のみ大きくなりますヨ。

by nonacafe | 2006-10-05 16:11 | 庵主の加米紀行 | Comments(6)
Commented by jamartetrusco at 2006-10-05 17:56
おおー!! フラットアイアンビル、実物の前に立たれたのですね。
前にこの地のフラットアイアンビルまがいを紹介したことあってそのときにこのビルの写真載せたのです。TBできるかな、。でもあまりやり方が未だにわからないのです。悲惨。うまくいったらTBしますね。
Commented by nonacafe at 2006-10-05 19:08
Jamarte様>コメント&トラックバックありがとう!
さっそく拝見させていただきました〜!なるほど似てます。
石造りのフラットアイアンビルの元祖ですね。
升目の街路を斜めに縦断するブロードウエイ、その升目にぶつかったところは大抵スクエアと呼ばれています。有名なところではタイムズSq、ヘラルドSq、ユニオンSq。このビルのあるところもマジソンSqですね。フィレンツェのその地も辻公園があったりして…?(笑)
Commented by ますちゃん at 2006-10-05 19:37
このビル強風がふいたらパタッと倒れそうでこわいですね!
力太郎がでてきて赤い顔してうんしょ!うんしょ!と押し倒そうとしている。の図が思い浮かんでしまいました。
某オフ会にいかれるのですね、お遭いしたかった~(涙)
私の分まで暴れてきてくださいませね。
Commented by nonacafe at 2006-10-05 20:23
ますちゃん様>
意外と強いようですよ。もう100年もそこにありますから。
さすがに老齢か、足元は工事?修復中でしたが…。
力太郎???正力松太郎???だれやろ?庵主老齢ですから?(爆笑)
えっ?オフ会、今回は参加しないの〜?前回は帰国されてたような?(笑)
Commented by kyoko5346 at 2006-10-06 09:51
なにやら映画のシーンのようです。
カウボーイの格好して、夜の街を走っていそうなイメージが。(^_^;)
ナイアガラの街って、蝋人形館とか怪しいみやげ物屋があって
ちょっと怪しい観光地でしたよね。
Commented by nonacafe at 2006-10-06 19:11
Kyoko5346様>
ええ、スリルとサスペンスとペーソスとコメデイと…。
映画チックな旅日記展開は、もうつらいかも〜!(笑)
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