一気に秋らしくなって、庵主の好きなイイギリ(飯桐)の実が赤くなりかけた。木枯らしが吹く頃には葉を落とし真っ赤な実たちがその存在をアピールすることだろう。(at 鍋島松濤公園)
そんな赤い実をアレンジしたような拙作、陶土に白化粧を施し鉄絵にて鳥や魚を描いた『粉引丼』の3種である。過剰な絵付け?と、控えめなワンポイントと、何故か網目文様の呉須青双魚もある。
と言うのも左奥の漁網柄、白化粧のどぶ掛けに失敗し持っていた高台の一部が壊れた。急いで白化粧のバケツから引き上げ、なくなった高台の一部は削り「割り高台」へと加工(笑)白化粧は刷毛目へと繕った。最後まで見捨てずにあきらめないのが我が作陶精神であります(爆)。
おまけの画像は我がベランダの「イイギリ」である。もう10年位前に拾ってきた実を埋めて生やした鉢植なのだが‥‥いったい、いつ、赤い実をつけてくれるだろうか?