
来週19日から始まる
『秋の陶友展』だが、今回の企画展として穴窯焼成作品発表会がある。さて、『穴窯』って何?一般の人たちにとってたぶん馴染みの少ない言葉であろう。で、会場でのお客様への説明用にこんなボードを作成した。写真はお世話になった
武山窯の達さんのブログより借用し、以下その拙文の推敲は庵主である。
穴窯(あながま)について
焼きものの焼成窯の中でもっとも原初的な形式で、斜面の地面に穴を掘り天井を被せただけのシンプルな単房の焼成窯。薪を燃料として三日三晩以上不眠不休で焚き続け、高温にて焼き締める。薪の炎が灰となって降り注ぎ天然の釉薬となる。窯の位置や薪の投入よる温度管理や諸条件によって、人為の及ばないビードロ釉や灰被り、窯変、緋色が得られるなど、炎の芸術、焼きものの醍醐味といわれる所以である。しかし穴窯は生産性や経済性に乏しく、その発展形である登り窯とともに現在では産地でもほとんど使われていない“贅沢な”焼成法である。
さて、実際のことをいえば穴窯焼成の現場を知らない庵主だが、果たして適切な説明となっているだろうか?博識の諸兄においてはぜひ添削を仰ぎたい。