こちらではnonacafe庵々主の『一日一芸』の秘技が連日連夜公開されるらしい。
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2006年 10月 30日
駿河での皆さん、ありがとう。
週末は土日で陶芸ブログのオフ会に初出席。主催者の『はしばみ窯』師匠の水ももらさぬプランのもと、ひらりんさん次元さんたろべえじゅさんand more…の、完璧な駿河陣のおもてなし体勢に迎えられ実に楽しい時を過ごせることができました。それから初めてご対面が叶った全国のブロガーさんにもお世話になりまして、ほんとにありがとうございました。
蒲団干しと炭運びくらいしかお手伝いできませんでしたが、殿様気分で美味しい宴会を堪能させていただきました。宴会では座ったきりで写真さえ撮っていませんでした。(苦笑)ああ、よく食べ、よく飲んだ!
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会場となった藤枝市瀬戸川上流の山あいの水車村。安倍川上流にあった茅葺き民家を移築したという築200年はあろうかと思われるセミナーハウスだ。まずは近くの卯の木での新そば+天婦羅で腹ごしらえ。
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イベントのひとつは楽焼きで、こちらが最近建設途中の窯場だ。はしばみ窯師匠設計の穴窯が来春には完成の予定で、楽焼窯はこの日のために完成させたそうだ。さ、いよいよ楽焼のスタート!
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楽焼窯は3室あって与熱用、本窯用と安心安全設計。いきなりの高温への投入は爆発、破壊の要因ですからね…。(笑)ブロアー(送風機)を使って炭の燃焼温度は強力になり1,000℃にも上がるらしい。
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釉薬がテカテカに溶けたら引き出して水に浸して急冷させる。あるいは籾殻に埋めて密封し蒸し焼き状態の炭化コースもある。黒っぽく上がっているのがそれである。
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最初は窯が冷えていたこともあり、温度不足か釉薬の溶け具合は良くなかったが、後半は絶好調。火力も派手に勢いづいて、蓋にした耐火煉瓦も勢い余って?窯中に落下させるアクシデントも。吹き出す還元がかった炎に誘われて、最初に焼いた庵主の茶碗も再度焼き直しを試みた。
山の日暮れは早く、差し向けの送迎バスにせかされ、ゲスト参加者たちは最後の窯出しを見届けることなく温泉へと向う。
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そして、湯上がりから戻ると、すでに駿河陣は宴会の準備まっさかりである。その手際の良さは感動的でもあった。冷えたビールで乾杯後は、つくねと冬瓜の焚きあわせ、きのこ汁…。ふんだんの駿河近海の寿司ネタに、にわか職人とは思えぬにぎり寿司がふるまわれる。食い倒れ、飲み倒れのオフ会サブキャッチコピーそのものを実践したのは庵主に他ならぬ。否、深夜のハイライトイベントを恐れて、倒れはしなかったが、尻に根っこが生えていた!?

翌朝の朝食は囲炉裏端で朝粥&けんちん汁&いろいろオカズ&ツマミ。
ついまたビールに手が…。

それから昼食は、腹空く前とはいえ精進な自然食バイキング@たろべえじゅ。そして芸術の秋を満喫に駿河灘に突き出した断崖にあるカフェ・ダダリ。こちらでは近代前衛アートのコレクションを。その足で静岡登呂遺跡の一画にある芹沢硅(金ヘンです)介美術館で民芸の染色と彼の世界の民芸コレクションをご案内していただいた。その石造建築の見所ポイントも駿河の建築家ブロガーである次元さんにご紹介いただいた。
さすがに盛り沢山のオフ会メニューで閉館が迫り、後半は駆け足なのが悔やまれたが、充分にフルメニューを堪能させていただきました。いやはや駿河のはしばみファミリー軍団おそるべしチームワーク!
庵主なんて帰宅後軟弱にもせっせと就寝いたしましたが、ブロガーの皆様はその夜しっかり報告記事を更新されていたのにもビックリ!オフ会とやらに初めて参加したものの、ハシクレとはいえ新参ブロガーとしてはまだまだ甘い。皆様のパワーと心意気を見習わねば…と。(涙)

で、パワーを見習って庵主の記事も続きます。

では、当日楽焼で完成の拙作をご紹介。
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My Foverite One :
コーラルピンクっぽい赤楽茶碗。グレーっぽい景色もあり。傑作!?
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My Foverite Second :
後半高温焼成ゆえ白化粧も剥落せず釉薬とも馴染む。かすかにヒビが…。
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うーむ、残念!
左は好きな形だったのだが、割れてどこから飛んできたのか赤土の破片が…。
右は焼き直しで還元っぽくなったものの高台際に大きなヒビ。泣
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そして、来年の干支、亥。
耳なしイノシシも炭化黒になり器量増し。年賀状に採用かな?(笑)

そういえばカメラを構えたら、フレームに猪突猛進!?。…More
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by nonacafe | 2006-10-30 23:59 | 庵主の一期一会 | Comments(22)
2006年 10月 27日
あした、駿河オフ会へ。
拙ブログは仕事にあるいは趣味にと陶芸をやられている方々にたくさんのリンクをいただいている。で、その楽しそうな仲間たちはWEB陶芸展を開催したり、過去2回ほどオフ会も実施したり交流を深めている。
庵主の過去2回は指をくわえた傍観者であったが、これまでのWEB陶芸展では入賞賞品の提供に多大なご便宜をいただいている『はしばみ窯』さまへの感謝と恩義もあり、今回は『駿河オフ会』に初参加させていただくことにしました。
というか『はしばみ窯』師匠は飲ん兵衛かつ食いしん坊で、その料理のウデをぜひ味わいたいなとずっと思っていたことが、恥ずかしがり屋で出無精で小心者の庵主(注・異論は挟まないように)にもかかわらず、意を決しての大決断となったのだ。勿論、かの地は愉快でいい人たちがたくさんいらっしゃって、笑顔で迎えてくれそうであるのは言わずもがな…。(笑)
陶芸ブログのオフ会の証として、初日には楽焼のイベントがある。各自素焼済の作品を持ち寄り、この日のために設営したレンガ窯も造営されたようだ。(驚異&感謝感激!)
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で、庵主が用意したのが上の茶碗と干支飾り「耳なしイノシシ?!」だ。茶の湯での楽茶碗は本来玉造りやヒモ造りでの手捻りが王道であろうが、時間もなきゆえロクロでのスピード作陶となった。
中にはお気に入りの形もできた。が、しかし主催者の師匠は異名を“陶芸テロリスト”と揶揄され、窯焚きでは爆発仕掛人であられた度重なる過去が、ちと心配ではあるのだが…。(爆)
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そして参加者の皆様、日頃ブログ上において傍若無人にはびこるセイタカアワダチソウのような庵主(本人はチビです)ではありますが、くれぐれも蜂の毒針の鉾先を庵主に向けないようよろしくお願いいたします。
なお、陶芸をやらなくてもオフ会は飛び入り歓迎だそうです。ただし、鳥も通わぬほど?(笑)深山幽谷・秘境のパラダイスが、会場ではありますが…。
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by nonacafe | 2006-10-27 16:08 | 庵主の陶芸 | Comments(2)
2006年 10月 25日
SeeAmerica:8 『Good Will Hunting』旅立ち
ボストンを舞台にした映画は、その名も不滅のLove Story『ある愛の詩』と、マット・デイモン脚本ならびに主演の『グッド・ウィル・ハンティング=旅立ち』だ、そうだ。
しかし庵主のボストン像は、どうしても青春のアイビー・ルック(かの石津謙介のVAN JAC.)であり、また雑誌のMen's Clubが紹介したアイビー・リーグの幻影に他ならぬ。ま、今回訪れようと思った動機にそのことが大きくあったのは確かであるが。
そのボストンには天下のアイビーリーグのハーバード大学があり、天才エリートのマサチューセッツ工科大学がある。(正しくはチャーリー川をはさんだケンブリッジ市だが)そして宿泊先だった一帯はバークリー音楽大学もある。ボストンはアメリカ建国歴史の街でありながら、アメリカにおける先端の頭脳と才能が集まる学究都市でもあるのだ。そして名門の名家かのJ.F.ケネディの出身地でもあるのだ。
実は、先のどちらの映画も庵主は観ていなかったが、先日『グッド・ウィル・ハンティング』のレンタルDVDを初見。うぅ…?感想はさておき、エンドタイトルの最後に、ビート派の詩人A.ギンズバーグ&W.バロウズの思い出…と流れたのが意外であり異質であった。ドロップアウトの二人がモチーフだったのか・・・謎として大いに残る。

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旅の最終地ボストンである。ともかく今日は歩こう。宿を出て、ボストン到着夜に歩いたNewbury St.を端から端まで再び探索。ブティックとレストランが並ぶ東京で言えばいわば“表参道”だろうか。一昨晩カレーディナーをいただいたのが写真中央の“Cashmir”のアウトサイドテラスで、美味しかったのに食べ残してしまったことをいまさら悔やんでみても始まらない…(苦笑)。
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夏の名残り、西洋朝顔(西洋だから、当り前?!)。そして冬の前触れ、西洋柊(クリスマス・ホーリー)の赤い実。
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そして抜けた先がPublic GardenとBoston Commonの大公園。これ姫林檎かな?
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公園の先には、金のドームを持つボストンのランドマークであるマサチューセッツ州議事堂。
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そこから始まる丘一帯がオールドボストンの面影を残す古風な住宅街Beacon Hillだ。メンズファッション写真のロケ地には事欠かないし、そのままトラッド・ショップになりそうな建物のオンパレード。(笑)
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Beacon Hillのショッピング街Charles St.には軒先に商売を語る絵看板が下がる。
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それからやっと巻頭写真の集会場下のカフェにて、サンドイッチの遅い昼食にありついた。
そしてまた我ら健脚自慢の旅歩きが始まる。ダウンタウンから金融街、ウォーターフロントへと。これにてボストン中枢部大縦断ウォークのゴールとなった。
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ハーバーの先にはローガン空港があり、あいつぐ発着の機影に明朝の旅路の果てを予感する。桟橋に腰を掛け、しばし無言で海を見やる。これにてまたもやデジカメのバッテリーが終了したこともあり、珍しく手帳がわりに持ち歩いた小さなクロッキーブックにピアレストランに和む家族連れをスケッチしてみたりして。だが…帰国後の今、それを開けばセンチメンタルだけが漂うとてもお見せできるようなシロモノではなく、永遠に旅の思い出と共にわが胸に封印しよう。(爆)

e0047694_2314189.jpgさて、気を取り直して。最後の夜は知人よりボストン名物なりと伺ったクラムチャウダー&ロブスター・ディナーで豪勢(?!)にフィナーレだ。もちろん冷えたカリフォルニア・シャブリのボトルを付けたのは言うまでもない。(笑)
この写真はレストラン“Legal Seafood”のネット宅配セット用写真を無断借用したが、ロブスターはさておき、実際はこの数倍以上のクラム(蛤?浅蜊?)のつけ合わせが敷かれ、その様はあたかも大森(大盛)貝塚のようなボリュームであった。テーブルに運ばれると、周囲の客からは、羨望とも軽蔑とも失笑ともつかぬ複雑な視線に包まれたことをお知らせし、旅の報告をしめくくります。(爆)

これにて庵主の加米紀行、たわ言全8巻の〈完〉なり。ご精読有難うございました
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by nonacafe | 2006-10-25 01:01 | 庵主の加米紀行 | Comments(16)
2006年 10月 21日
SeeAmerica:7 『China Town』魔界の街?
ジャック・ニコルソンの映画『チャイナタウン』はロスアンゼルス、ジョン・ローンの『イアー・オブ・ザ・ドラゴン』はニューヨークだが、ボストンにもチャイナタウンはある。
旅も6日を過ぎるとそこは日本人、白いご飯が食べたくなる。でも概して日本料理は高額だ。そんな時にチャイナタウンにしゃぶしゃぶ屋さんがあり、それもお値ごろと聞き、訪れた。
ボストンのチャイナタウンは規模も小さく活気が感じられなかったが、その店だけは行列ができていた。で、肝心のお味は?というとタレがコチジャンのようでいわば韓国風。そういえば一帯はタイやベトナム、韓国レストランもあって、いわゆる純正?中華街ではなさそう。ま、ボストニアンから見れば日本もひとくくりのアジア、オリエンタルの魔界に違いない。ちなみに店員はほとんどが中国語であった。
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さあて、旅の最終地ボストンではゆっくりしよう。(笑)NYでMoMaは超・駆け足であったが、期待のボストン美術館はたっぷり時間をかけよう。絶好の秋晴れ、まさに美術館日和(?)。宿から歩いても10分弱だ。
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宿からすぐのところにスーパーマーケットがあった。ボストン版“紀ノ国屋”?!
ガラス越しに店内を覗くとあざやかな野菜の美しいディスプレイ。
野菜の箸置シリーズを作陶したので、次回はボストン版の参考にでも…と。(笑)
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へぇ〜、じゃがいもにも紅芋があるんだね。カボチャにも瓢箪のような形。もうすぐハロウィーンだからか?それとも食用なのかな?
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キノコもピーマンも、巨大なキューリも、みんな量り売り。トレイやパックがないので陳列棚がカラフルな絵の具のパレットのようだ。
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おお、豆腐だ!トーフはもはや国際的だからね。残念ながら『豆腐屋の豆腐』ではなくパック入りだ。ご多聞にもれず“オーガニック”訴求がキーワード。
ややや…、トーフステーキ!よくよく見れば□にhのマーク。カレーでおなじみのハウス食品の製品だ。しっかりとクローズアップ!!
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トントントン!「お客さん、写真撮影は困るんだよナ〜!」「はっ!I'm Sorry〜 !」
背中で店長らしきナイスガイが、不可解な謎の東洋人(つまり庵主)を叱る。
否、ご注意をたまわった。もちろん英語であったが…。

寄り道をしたが、これからが観光目玉の美術館見学だ。まだまだ時間はたっぷりある。店を出たところが『ボストン・シンフォニーホール』で、残念ながらシーズン開始は10月からだ。名所スポットだから写真をおさえて置かなくてはね。

あれ?電池切れだ。大丈夫、予備の電池も昨晩充分に充電してあるさ、と独り言。

あらら〜〜!こっちも充電されてない!なぜだろう?
NYではきっちり充電されていたのに〜!ボストンでは電力?周波数?が異なるのかな〜?それともあるいは先ほどの店長に電池の“気”を抜かれたのかも…????
でも仕方ない。動かないものはレンズもシャッターも動かない。
カメラを忘れて世界の名美術品に集中しよう。
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さてさて、ボストン美術館は迷路のように広い。いやさほど面積はないようだが、一階と二階、手前と奥、左右対称の建物、部屋の配置が迷宮のように感じられ錯覚に陥る。その一画に東洋美術、わけても日本美術が充実している。展示室そのものが法隆寺のようなしつらえで、ここがボストンであることもしばし忘れる。
というのも日本美術コレクションは日本とゆかりの深いエドワード・モース、アーネスト・フェノロサ、ウイリアムス・ビゲローらが美術品を寄贈したり、近代日本美術の祖である岡倉天心が美術館の運営に携わっていたこと。それらがボストン美術館の日本美術ブースを特別なものとしてくれたようだ。
当地の画像や展示品のご紹介を期待された皆様には申しわけございませんが、デジカメ電池切れのため写真はございません。どうかオフィシャルサイトをご覧いただくか、ぜひ現地にてご観覧くださいませ。(苦笑)

それにしても、電池には泣かされた…More
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by nonacafe | 2006-10-21 03:52 | 庵主の加米紀行 | Comments(14)
2006年 10月 19日
SeeAmerica:6 『On Golden Pond = 黄昏』
ニューヨークより北のニューイングランド地方はその名の通り、母国イギリスから新天地を求めてアメリカを建国させた歴史と由緒のある地だ。その中心地ボストンへ初めて訪れるにあたり、ちょっとレトロに列車の旅を選んだ。
その車窓から眺め見る景色は、アメリカの郷愁と自然の豊かさにあふれていた。ヘンリー・フォンダと実娘ジェーンが映画でも父娘を演じ、母親役のキャサリン・ヘップバーンと共に美しいニューイングランドの景色を魅せた『On Golden Pond = 黄昏』の舞台そのもののようだった。親子の断絶、確執、そして和解。日本語タイトルが表す人生の終幕。その『黄昏』とは寂しい響きの言葉だが、原題の『黄金の湖沼』の方には老齢に対して優しく熟成した敬意と愛情が感じらる。…と思う庵主は、その黄昏が間近に感じるからだろうか…(苦笑)

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e0047694_2329446.jpg昨晩の夜遊びの中で、新装になったニューヨークの近代美術館MoMaに訪れる予定を忘れていたことを思い出した。今回の楽しみであったAmtrakによる列車の旅が13:00発だから午前中にまさに駆け足で駆けつけた。入場までおよそ30分強は列に並び、それからは上から下まで立ち止まることなく単に競歩状態の鑑賞であった。(笑)負惜しみを言わせてもらうなら、コレクションの中身は昔すでに拝観済だから…。でもその時もたしか閉館時間に急かされていたような?(爆)

e0047694_23325165.jpg荷物をホテルからピックアップして出発駅のPenn Stn. にぎりぎり到着。といっても予約券があるわけでもなし、パスポートを提示させられたり仕事が至極悠長な窓口駅員オヤジにイライラさせられたが無事に購入できた。ところが発車するフォームが何番線かはその都度変わるらしく、これまたギリギリで地下のフォームへと続くエレベータがやっと開き、ようやく乗車することができたのである。優雅な気分なんて、さてどこへやら…。
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しかし列車が動き出せば、おのずから気持はゆったりとしてくる。地下トンネルを抜けて光輝く地上へと。さらばマンハッタン、摩天楼が遠ざかる。
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と思ったら、どうもマンハッタンをぐるっと周遊するかのように、また摩天楼に近づいた。(笑)
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そしてどんどん北上して列車はひたすら走る。たしか発着本数の少ないダイヤのハズなのに上り列車にすれ違ったり…。
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広大な原野を抜け、点々と広がる湖沼と湿地帯。湖畔には別荘だろうかヨットやモーターボートが浮かぶ。たった30分程でNYの郊外は美しい自然がいっぱいだ。東海岸がアウトドア・グッズ産業のメッカであることも思い出して、納得。
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しばらくして駅前に墓場のある静かな駅に停車した。新しい駅舎のようだが駅名はOld Saybrook。車中でパソコンを叩き、携帯電話で仕事の話をし続けていたニューヨーカーが下車していった。営業のビジネスか、はたまたバカンスにて別荘入りするのか、想像するのも、どこか映画チックで楽しくなる。
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なおも列車は北上を続けるが、突然の停止。座席の左側はすでに見慣れてしまった湖畔の別荘地帯だが、すでに空席となった右側を覗けば、これは海だろうか。その先には憧れのセレブ御用達の別荘地帯であるCape Codへと続くのであろう、きっと。
乳母車を押すミセス、まさに『黄昏』を彷佛させる老夫婦の散歩。ひねもすノタリの平和な時間が流れている。
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地方都市とおぼしき駅に停車。路線地図が欲しかったが、持たぬ身ゆえ今どの辺に停車しているのか想像もできない。臨時停車もあって、そして時間ダイヤなど当てに出来ぬお国柄ゆえ、果たしてそろそろボストンは近いのだろうか。
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見事な落日に彩られ、まさに『Golden Pond』。あっ、これ、白状しますと、庵主が気分余っての色調加工なり。車窓からの夕焼けにはまだ時間があった(苦笑)

さあ、ボストンに到着だ…More
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by nonacafe | 2006-10-19 01:18 | 庵主の加米紀行 | Comments(8)
2006年 10月 15日
SeeAmerica:5 『ウエストサイド物語』
古い映画ばかりをタイトルにしているので今回は最新作のずばり『ワールドトレードセンター』にしようと思ったが、何だか涙の感動アクション大作のような匂いがただよい、未見でもあるし、やはりここは庵主が若かりし頃あたかも吸い取り紙の如くに洗脳された『ウエストサイド物語』なしにはニューヨークは語れないと結論した。なにせ当時、日生劇場での初来日公演、後年ブロードウェイでの鑑賞(もちろんリバイバルだが)、そして宝塚公演!(苦笑)まで。映画にいたっては、両の手足の指数では足りぬほど飽かずに映画館で観たものだ。ビデオなんて身近にない時代ですからして…。(笑)

日系アメリカ人建築家ミノル・ヤマサキ設計により
1973年4月4日に落成したワールドトレードセンターは、
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロにより崩壊した。
その跡地はグラウンド・ゼロと呼ばれ、祈りの場となった。
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パンクスのオジサンもカメラに収める。
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自由の名のもとに、民族と民族がぶつかり、復讐が始まる。

それより以前1957年初演のミュージカル『ウエストサイド物語』
そして1961年公開の映画『ウエストサイド物語』のラストシーンで
地域の人種間での抗争で愛する人トニーと兄ベルナルドを失った主人公マリアは、その命を奪った拳銃を手に泣叫ぶ。
「私は憎しみを知った。だから死に追いやったあなた達を、今なら殺せる。そして最後の一発は自分に向けるわ」
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しかし、そこに流れる調べはふたりがデュエットで歌ったテーマ曲『Somewhere』
手に手をとれば、どこかに、いつの日か、なんとしてでも、つかめる、平和の世界

マリアの手から拳銃がこぼれ、遺体にすがる。
さっきまで敵だった一味から、弔いのベールのようにマリアの髪へショールが…
そしてその後の共生と和解を暗示させるように、敵味方のない両者共同の葬列が
隊を成す。(幕)

さて、ウエストサイド物語のロケ現場ってどこだろう…?More
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by nonacafe | 2006-10-15 02:28 | 庵主の加米紀行 | Comments(12)
2006年 10月 12日
SeeAmerica:4 『マンハッタン』
ちょっと間が空きましたがアメリカの旅の再開でございます。
年齢甲斐もなくバックパッカーの青年のようなグレイハウンドの夜行バスに揺られて、いやはや疲れました。おまけにカナダドルからUSAドルへの両替所を探して、地下鉄にも朝食にもありつけず、もうヘロヘロ状態のマンハッタン第一歩であります。
今回のタイトルですが、マンハッタンが舞台の映画は星の数ほどもあります。ですが、ここは頭を切り替えて、ニューヨーク大人の知性派でありますウディ・アレン氏の『Manhattan』としました。庵主のスナップも大人びてモノクロであります。(苦笑)

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セントラルパークの東はUPPER-EASTと呼ばれ、いわゆるスノッブやお金待ちが居を構える超高級住宅街である。どこかパリっぽくて、それこそセキュリティのドアマンが複数いるようなハイソなエリアだ。
トスカーナに住まわれるJAMARTEさんのブログで、京都の国際的陶芸家である滝口和男氏の新作展がこのエリアの一画で開かれているという情報を幸運にも仕入れることができたのでZetterquist Galleriesを訪問した。ドアマンのいるビルではなかったものの(笑)恐る恐る玄関ベルを鳴らしたら温かく迎えてくれた。この画廊主のZetterquistさん、京都にいらっしゃったそうで日本語も淀みが少ない。
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オブジェ風の花器だろうか?危うい展示法である。
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リビングルームのような別室は骨董の中国陶器の展示も。
画廊というよりも個人宅の一室のようであった。
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そしてこの畳を使った鑑賞台。相当こだわりのある親日家であるとお見受けしたが、このしつらえは、これまた国際的な写真家杉本博司氏のかつて事務所だったそうで、日本から運んだ牛小屋の古材であったそうな。
いつか庵主が遠い未来に国際的なデビューを果たす時、(笑)ぜひこちらでスタートを飾りたいものよ…と堅く握手を交わし(あれは白昼の夢?一方的な幻想?)アップタウンを後にした。(冷汗)
そんなこんなで、5th Ave.を下り、ブロードウェイはTimes Sq.の当日半額入場券発売のTKTSへ。たった2夜のニューヨークだが、やはり本場のミュージカルを観劇しないとね。(笑)

ブロードウェイの『オペラ座の怪人』はすごいらしい…More
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by nonacafe | 2006-10-12 20:31 | 庵主の加米紀行 | Comments(21)
2006年 10月 10日
穴窯焼成その1:酒盛セット
おお、“土と炎の芸術”なんて畏れ多い看板なんて掲げちゃって…?(笑)
ま、薪による自然釉の見事な灰被りの完成を記念して、共に祝杯をどうぞ!
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お盆のような銅鑼鉢に藁を敷き杯を乗せて窯入れ、緋襷と牡丹餅模様の出現を狙いました。
さぁ、さ、あなたのお好みの酒杯はどれでしょう…?

ありゃ!
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銅鑼鉢まで“片口!?”になっているぅ〜!(泣)どうも窯詰めの際にどうやら欠けてしまったらしい。成型時にケチって?だいぶ生地が薄くなるまで削ってしまったのがその原因であろう(苦笑)。
しかしその牡丹餅の景色、なかなか絶景である。欠けた部分がちょっと危険であるがそれもまた“破綻の芸術?! ”…刺身でも牡丹餅でも盛ってやろうじゃないか。(爆)
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それにこの本当の方の片口、見事な灰の流れでっしゃろ? 酒を注いでトクトクと。ま、一献。

「ちょっと高台を拝見」
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それにしても美しいビードロ灰の流れ!!(笑)
窯詰めの芽土の高さ分、ビードロの涙が…! やっとの事で芽土は剥がれたが、さて、この窯の女神の涙の宝石。削ってしまおうか?それともこのままスウィング状態をとどめようか、決断の気分もゆらゆら揺れている。

そんなワケでこちらの“酒盛セット”の展示は諦めたが、もっともっと素敵な穴窯焼成の作品たちが並ぶ
     陶芸教室むさしの:創立10周年記念
     『秋の陶芸展』
は、いよいよ明日から吉祥寺にて開幕です。庵主のもっと良い(と自画自賛?)の別の作品も展示されます。
どうぞお気軽にお手に取って、ご高覧ください。詳細はこちらです。

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by nonacafe | 2006-10-10 18:30 | 庵主の陶芸 | Comments(8)
2006年 10月 06日
下絵付け、赤と緑の試み
さてさて旅もひと休みして、今回は噂?のバカラ(な?)湯呑み。
教室の心優しいスタッフであるAさんが個人で一窯焼成をされた際、留守中ではあったが特別に還元窯に入れていただいた。庵主が旅より帰って見たら自分で言うのもヘンだが、たいへん美しく仕上がってくれていた。ありがとう、Aさま!ふたつとも入れていただき肝心のご自分の作品を押し出してしまったかしらん?ごめんなさい!

この赤と緑の絵の具であるが、下絵付けである。すなわち素焼後に絵付けしてから本焼したものであり、本焼後に絵を乗せた上絵付けではない。
そしてこれがまたヤヤコシイのだが、素焼きに直接描きそれから施釉する方法〔釉下彩〕と、施釉した上に絵を乗せた〔釉上彩〕の方法があり、どちらがどんな発色で馴染みやすいのはどちらかも含めて、庵主の初めての下絵付けに若き巨匠の誉れも高きtaka-fujii氏からご丁寧にブログ上でご教示いただいたのだ(深謝)。
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して、テストの結果は…?!自分で見てもどっちがどっちであるか大混乱。(撮影した際にもご覧のように混乱。組み合わせが紛らわしい!笑)ご教示いただいた「絵の具を溶く際に使用する釉薬を混ぜること」これが効果を奏したようで、どちらも良いような?! しかしよく観察すると〔釉上彩〕の方が上絵的で良いかも!(気休めかなぁ?笑)
というより絵の具の盛り方の良し悪しでしょうか?筆の腹は使わず絵の具を置く(乗せる)感じだろうか?湯呑みは白化粧。一方は磁器である。

で、それぞれいちばんいいアングルで記念撮影(withファンファーレ!)
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そして、教室といえば庵主のお世話になっている『陶芸教室むさしの』は今年創立10周年を迎える。それを記念して先日、本場美濃で『穴窯焼成』が行われた。庵主はまだ未見なのだがさすがに素晴らしい出来映えであるそうな。その作品たちの紹介は来週11日より吉祥寺にて『秋の陶芸展』として、大公開だァ!
ぜひ皆様ご高覧のほどよろしくお願いいたします。

おまけ*本日は『中秋の名月』なのに台風で残念!…More
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by nonacafe | 2006-10-06 18:51 | 庵主の陶芸 | Comments(18)
2006年 10月 05日
SeeAmerica:3 『真夜中のカウボーイ』
ナイアガラでは深夜バスの出発まで、カジノホテルで優雅に(?)夕食をしながら窓辺越しに色の変わる滝のライトアップを楽しんだり、時間つぶしのカジノ場を見物した。庵主に賭博の関心はまったくないが初めて見るカジノのその広さには驚嘆した。でも、ま、ブラッシュアップしたパチンコ屋と見ればそんなもので…
ハリウッド映画のようにタキシードにイブニングの紳士淑女連はどこにも見かけなかった(笑)。
バスターミナルに荷物を預けている窓口が22時に閉まる予定なので急いでカジノを後にする。ところが、30分で戻れるハズと見たがいっこうにその建物は表われぬ。再短距離とみたダウンタウンを抜ける道順は、往路の川沿コースよりもずっと距離があったようだ(泣)。ナイアガラの滝の上で打ち上げる花火を「背中」で見ながら…猛烈なダッシュ&ランニング!ダウンタウンとはいえ人影も少なく一帯は辺鄙な町外れの様相。約束の22時はとうに過ぎた頃、やっとその場所に辿り着いた。
ナイアガラの滝のような汗といっしょに…!(爆)


ニューヨークに入るのは、過去2回空港からであったが(ま、それが普通!)いつか庵主が好きだったアメリカン・ニューシネマのように、グレイハウンドの夜行バスに乗りたいものとかねがね思っていた(スケジュールと予算の切り詰め理由もあるけれど…苦笑)。
悲しい結末ではあったが、映画『真夜中のカウボーイ』のグレイハウンドでのシーンはいまでも熱いものが胸と瞼に込み上げてくる、庵主の青春追想の一作だ。

さて、何とか荷物も受け取り23時30分頃バスは一路ニュ−ヨ−クに向け出発した。(傍の橋を渡ればそこはもうUSAニューヨーク州なのだが…)さすがにバスの乗客はわれわれ以外日本人の影はなく、それでも女性客もいて安全そうに見えた。マラソンの疲れか(笑)急激に眠りに落ちた。何時間後か、否、何十分後か、バスのエンジンが止まった。各自バスの床下に預けた荷物を受け取り、外に並べ!という。

「うっ?ここはどこ?ジャンクション下の錆びれた工場の詰め所のようだが…」

あはん、国境を越えたので入国審査所であったのだ。バスの場合いつどこでどんな入国方法なのか疑問を抱いていたのだが…。カナダ・アメリカ間は審査がゆるいと想定していたがそのムードは沈鬱で厳しく、どこか屈辱的な空気で
『カッコーの巣の上で』『パピヨン』『ミッドナイト・エクスプレス』の牢獄での取り調べのようであった。並んだ2人前の初老の男は解剖台のようなステンレスのカウンター上に荷物をすべてぶちまけられ、妻への土産だという新品の靴の箱まで隅から隅まで開封され、おどおどと涙を浮かべているようでさえ、あった。
庵主らは比較的あっさりとパスしたが、その後のバスではついぞ眠りにつくことができなかった。
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    途中運転手の交替も兼ねた休憩が3回ほど。写真はピンボケではなく(笑)深い夜霧です。
バスはひたすら南下する。頭の中で『真夜中のカウボーイ』のテーマ曲ニルソンの『Everybody's Talkin'=噂の男』が繰り返し鳴り止まぬ。真っ暗な座席の左側外は東の空。地平線すれすれにあと3日で消えそうな細い眉月とオリオン座が併走する。オリオン座の中には星雲さえ見える。日本で高速道路といえばランプの並木であろうが、こちらではナトリウム灯もハロゲン灯もなく真っ暗闇だ。バスを降りれば『未知との遭遇』導入部の田舎町のように、満天の星空に違いない。
ニューヨーク市のあるニューヨーク州だがその南下の距離たるや想像以上に長い、遠い、時間がかかる。満天の星から夜霧、そして白々とした原野の夜明け、やがて日の出へと。
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ビッグシティが近づいたのか車も増えてきた。摩天楼が遠く正面に見え出し、その島を迂回するようにニュージャージーへと渡り、渋滞の海底トンネルを抜ければそこはマンハッタンだ!…10ン年ぶりに戻ってきたぞ〜♪
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写真は宿の近くのフラットアイアンビル。有名である。何で有名かって…?!
摩天楼建設時代の記念碑とも…。薄い三角のアイロンコテ形がランドマークだ。この画像のみ大きくなりますヨ。

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by nonacafe | 2006-10-05 16:11 | 庵主の加米紀行 | Comments(6)