こちらではnonacafe庵々主の『一日一芸』の秘技が連日連夜公開されるらしい。
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2008年 09月 04日
真夏の邸宅、2邸。
気候は最近だいぶ秋らしくなったが、昨日は真夏日、昨晩は熱帯夜であった。
そんなことで、訪問は少し前になるが夏の2つの邸宅に物見遊山。
「邸宅」の定義って何だろう?使用人の部屋なんかも必ずありそう。
邸宅、あこがれるなぁ〜!特に庵主のように侘びた空中草庵に住んでいると…(爆)
広大な敷地なら、窯付き工房の1つや2つが簡単に造れそうだし…!?

その1)「夏の邸宅」舟越 桂 展
邸宅中の邸宅、皇族であられた旧朝香宮邸が「東京都庭園美術館」になって今年で25年になると言う。今開催中の企画展は彫刻家の舟越 桂氏の近作を含めたちょっとした回顧展となっている。
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舟越と言えば、かつては静謐で禁欲的とも言える宗教的な(実際、デビュー作は函館の修道院のマリア像)木彫人物像を思い出させるが、近作ではグロテスクともデカダンスともファンタジーとも思える、乳房と男根を持つスフィンクス像などへと、発展?変容?してきている。澄んだ大理石の瞳はそのままではある。
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1933年(昭和8年)に建設された日本では珍しいアールデコ様式の邸宅に、既成の美術館のホワイトルームでは得られない独特の濃密空間を産み出していた。
特に書庫の暗がりに浮かんだり、バスルームに佇むヌードの半身像など、ついカメラのレンズを射りたくなったが、あいにく撮影禁止である。(笑)
怪奇、いや会期は、暑さ寒さも彼岸までの、9月23日までだ。
(入館料:一般1,000円)HPはこちら


その2)「大正の木造邸宅」旧朝倉家住宅
代官山のヒルサイドテラスから見下ろし、あるいは中目黒から猿楽町の崖道を登る時、いつも気になっていた樹林帯。会議所という門柱の看板名であったがその中にあたかも歴史的料亭のようなお屋敷があったのだが、近頃、その邸宅が重要文化財指定の機会を得て、ついに6月から一般初公開となっている。
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この建物は、古くは米穀商や木材商そして渋谷区議会議長を歴任した地元の有力者である朝倉虎治郎氏が1919年(大正8年)に自宅として建て、二度の震災からも生き残ったという奇跡の木造日本家屋の邸宅である。
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いまでこそモダンなヒルサイドテラス脇に隠れるようにあるが、そもそもヒルサイドテラスも、その周辺一帯もすべて朝倉氏の敷地であったそうな〜!(仰天)
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出かけたその日は酷暑の真夏日。台地の崖線から吹き渡る庭園の緑の涼風にしばし汗も止み、ここが喧噪の代官山なのかと山荘気分も充分だ。昔は2階から富士が望めたというが、残念ながら手前のマンションやビルに視界が塞がれる。
e0047694_2205360.jpg
そうそう、東急の五島美術館や、三菱の静嘉堂文庫、国分寺の岩崎殿ケ谷戸庭園、目白の元・今太閤御殿など(笑)…お金持ちの邸宅ってみんなこうゆう高台崖線のロケーションだったよなぁ〜!(苦笑)
でも、こうして一般入場料がたった100円。年間観覧料パスが500円って、とっても有り難い気がする。朝倉さん、エライ!…って、管理は渋谷区だけれど…ね。(笑)
次回は紅葉のシーズンに散歩がてら行ってみよう。庭に苔などもう少し覆われると最高なのだが、造成修復の手を入れたのが最近なので今後に期待しよう。
旧朝倉家住宅のHPはこちらで〜す。
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by nonacafe | 2008-09-04 22:57 | 庵主の物見遊山 | Comments(2)
Commented by yumita6 at 2008-09-07 15:40
庭園美術館は2回ほど行きましたが、こんな空間がが明治時代の日本に
存在したのかと驚きました。皇族ってすごいんだなと。
玄関近くの香水塔?あれは待合室でしたよね・・・

でも全体的に洗練されていて上品で、さすがだと感動もしました。
夫妻も別々に書斎と寝室があって、中間にまたベッドルームがあって(^.^;
バルコニーも猫足のバスタブも明治とは異次元の部屋でした。
Commented by nonacafe at 2008-09-08 22:02
>Yumita6さま ど〜も、コンバンハ〜♪

庭園美術館、素敵ですよね〜♥本場パリのアールデコ仕込みだから
装飾、デコラティブ具合がそれ以前のアールヌーボー様式より
少しモダンでシンプルですよね。(明治建築ではなく昭和ですから)(^_^)
実はこちらの宮家のご子息(孫?かな)が、その昔、
クライアント(仕事先)にサラリーマンでいらっしゃいました。(笑)
へぇ〜!こんな中でご成長されたのかと、公開時には野次馬気分で
ミーハーに観覧したこと思い出しました。でも年代を思うと
すでに皇籍離脱後。どうもお住まいにはなっていない時期だったかもです。(笑)
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