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2007年 12月 09日
拙庵の裏庭(って他人の土地のお寺だが…笑)のモミジが今年最後の生命を燃焼させている。厳しい冬に備えて落葉し、春に若葉を再生させるための自然の“自然な”営みだ。そんな中、寒くなると自然に人間は温かいお酒を欲するものだ。(呑ん兵衛なら…笑)
さて、先日友人から焼酎お湯割り用のマイカップのご所望をいただいた。あちこち見て探しているようだが、お気に入りのデザインや大きさのものがないと言う。 はて?焼酎お湯割り用のカップっていったいどんなカタチが標準だろう? そんなこんなで暗中模索の試作(成り行き?)作陶である。 ところが、先週ロクロ挽きしてビニールで覆い今週取り出してみれば、1個が凹んでいた。(ギャー!)棚に乗せる際に柱にぶつけていたことを思い出した。その時は時間もなく希望的観測できっと作品には触れていないと自分に言い聞かせていたのだ。でも、やっぱり…。(泣) そして悲劇は白化粧のズブ掛けの際にも訪れた。高台につまみ所のない“碁笥底高台”なのでツルリ!とバケツの底に消えたのだ。あわあわ!あわてて取り出してみたがどっぷりと化粧土の厚盛り!…結果、想定外の出来事で刷毛目の掻き落とし…と相なった!(爆)写真の右のもの。 そんなこんなで相も変わらずズッコケ作陶。当然ながら今回もすべてをデザイン加飾違いで進行する模様。できれば加飾はクールにスマートに、せめて控え目な幾何模様止りで行こうと決めているのだが、さて?はて?我慢をこらえることができるでしょうか?(笑)
by nonacafe
| 2007-12-09 18:58
| 庵主の陶芸
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Comments(6)
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kazbizen at 2007-12-12 23:41
キレイなモミジですね!
今年はどうなんですかね~ うちの近所なんかでは昨年よりも紅葉がキレイな気がするのですがそちらではどうなのでしょうかね?!全国的にも色付きいいんですかね? そしてモミジおろしでテッチリ!もう鍋シーズン真っ只中ですよね~! 最近自分も鍋楽しんでいますよ~! (ぶつ切りにしてぶち込むだけなので楽だったりするので…笑)
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nonacafe at 2007-12-13 00:49
>Kaz備前さま ありがと〜!
モミジはやっぱり紅葉の王様ですね。今年の秋は暖かったような 気がしたのですが、晩秋になって急に冷えたのが功を奏してか 今年のモミジ、こちらでも例年より色気具合が興奮♡しているようです。(笑) 鍋はいろんな具のダシが出るから、温まるし、おいしいですよね。 鍋の季節といえば…フグかな〜!刺身もいいよね〜! 今年は(も?)まだ食べてませんが、喰いたいナァ〜! Kazさん日本酒に開眼されたんですよね。ヒレ酒もイケテますよ!(笑)
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ikkannet at 2007-12-13 01:44
そういえば、以前まだバブルの空気のある頃、熊本のデパートでグループ展をやったのですが、どうせ熊本でやるならその土地の食べ物に合わせた器を創ろうということになって、熊本まで焼酎と馬刺しを食べに行ったことがあります(もちろん交通費・滞在費はデパート持ちで)。今思えば、すごい時代でした。。。一応、焼酎杯も作りましたが・・・はて?どんなのだったかな・・・?忘れてしまいました・・・。
紅葉の写真、光がとても綺麗ですね。
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nonacafe at 2007-12-13 02:12
>一閑さま こんばんは〜!
焼酎ブームはいまや絶好調ですが、小生あまりお湯割りで呑まないので どんな形がいいのか手探りです。居酒屋とかでは いわゆる茶碗酒のようですが(場末かな?!笑)、注文主が女性ゆえ お洒落感もちと欲しいような?!ま、ビアカップみたいなものかしらん? ここは本場、薩摩の上名窯さんにお伺いしたいような…。(苦笑) 熊本の件、うらやましいです。何事もマーケッティングやフィールドワークは大切です…。ましてお仕事のリサーチですから…。(笑)
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kanmyougama at 2007-12-14 20:45
こんばんは。
薩摩の上名窯さんもやっと正常です。 焼酎の「ぐい飲み」はどんな形でもいいですが・・・・・・口の広がった飯椀形りは寧ろ志野茶碗・・・たちあがったのがいいな・・・・。 いつか一閑さんの半月の抹茶椀を目にしましたが・・・・これのこぶり・・・。(笑)。 今回のnonacafe さんの「ぐい飲み」もいいですよ・・・ちょっと「気品が高すぎる」・・・・、焼酎は《野太い》がいいな。・・・僕の勝手な感じ・・ ごめんなさい。 《のふうぞ》・・・「ぶきっちょ」・・・・《ひょげったの 》・・・・・・。(笑)
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nonacafe at 2007-12-16 12:33
>上名窯さま
なんだかお呼び立てしてしまったようで…そのうえ 遅いお返事で恐縮しております。(汗!) あらら…気品が高いなんて…うれしはずかし…何かの間違い。 只今そちらで拝見させていただいた新作「山帰来カップ」、 焼酎カップのお手本を見たような気がいたします。 今回は女性向けなのでスマートな幾何模様と思っていたのですが、 いま気持が大いにゆらいでおります。 そんな庵主だからこそ、もっと野太く、のふうぞ…の精神を 見習いたいもです。ありがとうございました。
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